2005年11月27日

ここまできたか、親台嫌中

 久々に皇室以外のネタ。産経新聞より、重要な部分だけ引用。

「台湾は独立国家」6割 日本に“親台・嫌中”傾向強く 日米英独仏が調査
 日米英独仏の五カ国で60%以上の住民が台湾を「主権独立国家」と認識していることが、台湾当局が米世論調査会社のギャラップ社に委託して実施した意識調査で明らかになった。中でも英国では81%が「台湾は独立国家」と回答した。台湾に好感をもつ人の割合は日本が76%と五カ国中で最高で、逆に中国に好感をもつ日本人は32%と五カ国の中で最低だった。
 この意識調査は、今年五月から六月にかけて無作為に選んだ五カ国の住民それぞれ千五百人、有識者各五百人の合計一万人に「中台の関係」「台湾の国際的地位」「台湾の国際組織への参加」「台湾の印象」を聞いた。
 中台関係では五カ国とも住民の85%以上、有識者の90%以上が、武力行使による台湾攻撃に法的根拠を与えた中国の「反国家分裂法」に反対と回答した。欧州連合(EU)の対中武器売却の禁輸措置解除では、独で78%、英で70%、仏で62%の有識者が反対と回答した。
 台湾の国連加盟は、英国の有識者の84%までが支持すると答えたという。
 台湾に好感を持つ人の割合が中国に好感を持つ人の倍以上とは!!当たり前といえば当たり前の数字なんだが、ちょっとビックリ。中国も嫌われたもんだ。76%という数字は郵政民営化に賛成した国民の数字と同じか、若干多いぐらいでは?世論、世論とうるせぇ小泉をはじめとする国会議員は台湾との国交樹立の準備を始めてはどうだろう? 60年代から70年代初頭にかけての中華人民共和国の国連加盟問題で中華民国を推したアメリカと対立したイギリスで台湾を主権国家と認め、さらに国連加盟を支持する人が多いのは興味深い。ただ、欧州の対中武器禁輸反対の数字は有識者のもの。一般の住民がどの程度反対しているか載せないところが産経のヤラシイところ。おそらく有識者よりは反対する人が少ないだろう。

 最近の陳水扁の政権運営を俺は評価してないんですがこういう数字を見ると嬉しいですね。昨日もステキな発言を炸裂させた親台派外務大臣麻生太郎には、台湾人の日本への思い、日本人の台湾への思いを活かした外交を展開してもらいたい。まずは、台湾のWHO加盟を強烈に推すところからはじめないと。疫病対策は日本国民に止まらず、東アジア全域に関係する人間の安全保障の問題ですからね。

 
 これまで拉致問題を担当してきた斎木審議官が異動になったそうで。被害者家族から信頼されてた人がまたしても拉致問題から遠ざかってしまう・・・
 被害者家族の方々にとっては不安が募ることだろう。拉致議連幹事長西村真悟の逮捕も目前だし。
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2005年11月25日

「国家分裂の象徴」とする気か

 本日は憂国忌。三島由紀夫の命日である。さすがの三島も死後35年後に自民党側から国体を変革しようとする動きが生まれようとは考えもしなかったのではないだろうか?
 
 皇室典範に関する有識者会議が女系天皇を容認する報告書を提出した。まあ、こういう結論が出ることはわかっちゃいたが残念な思いである。

 来年皇室典範が改正されたとして、愛子様が天皇になられるのはおそらく今から40〜50年後、史上初の女系天皇が誕生するのは80〜90年後ぐらいか。幸か不幸か俺は史上初の女系天皇誕生をを見ることなく人生を終えることができそうである。
 女系天皇が誕生したらこの国はどうなるのか。左翼勢力(80年後存在するかどうかしらんが)は、女系天皇を天皇とは認めまい。実のところ左翼ほど天皇制について熱心に研究しているやつらはいない。今は天皇制を容認していようと、女系天皇が誕生すれば手のひらを返し「女系天皇の誕生により万世一系は途絶えた。もはや天皇制は廃止すべきである」と主張するであろう。女系天皇は天皇制廃止という革命戦術に使用される運命である。
 では、保守、右翼勢力はどうか。これも女系天皇を天皇とは認めまい。それどころか、国家の正統性を否定し、旧皇族の男系男子を担ぎ出すかもしれない。旧皇族の末裔が政治の権力闘争に関わるようになれば南北朝時代の再来である。フィクションであればわくわくするような話ではあるが、事実となれば誰も望むまい。

 どうなるにしろ女系天皇が誕生した場合、今上陛下ほどの広範な国民の支持は得られまい。共和制を望む声も現在より確実に高まる。その時天皇は国家分裂の象徴となろう。そうなればもう皇室制度は維持できない。90年を経て女系天皇が誕生しようと、国家の平和と安寧を願う天皇の役割はおそらく変わるまい。であるならば自身が原因で国家の秩序が保たれなくなった時、天皇は自ら皇室制度に幕を引かれるであろう。
 俺の想像の域ではあるが以上のような話は十分にあり得る可能性だと思う。

 先日、男系維持派のまとめサイトともいえる、皇位の正統な継承の堅持を求める会webサイトが立ち上がったリンクに追加しておく。また、現在発売中の週刊ポストに旧皇族竹田宮家の竹田恒泰氏のインタビューが載っている。皇族である寛仁親王殿下が発言されたことにより、旧皇族からも発言しやすい環境になったということか。男系維持派の巻き返しが起これば、皇位継承権を得る可能性がある方の発言ですので、興味ある方はご一読をオススメします。
 
 あと、西村真悟議員。立件が確実となりました。こちらも大変残念。小泉の陰謀だとか反日勢力の陰謀だとか、いろいろ噂が出てますが、俺が選挙で培った信用できる情報ソースによると官邸、内閣情報調査室が動いた国策捜査らしい。国策捜査については別冊宝島追跡!平成日本タブー大全Uに鈴木宗男の件が載ってて俺も立ち読みした。宗男の国策捜査については『国家の罠』が詳しいんだろうが読んでいない。時間があれが読みたいんだが、卒論の文献優先だからな〜
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2005年11月15日

清子内親王殿下に感謝を!!

 本日、清子内親王殿下(紀宮さま)がご結婚される。後輩に言われるまで俺もうっかり忘れてたが今日なのである。

 なぜ、清子内親王殿下の結婚を祝うのか。多くの国民にはわかるまい。敗戦から生じた戦後体制は天皇・皇室についての議論することをタブー視し、国民から皇室への崇敬の念を奪い去った。その結果、皇族の結婚を祝う意味がわからぬ国民何となく祝う多数の国民を生み出してしまった。

 天皇・皇族がなぜ尊いのか。それは2000年近い歴史を持っているからでも、日本国の象徴だからでもない。それは祈っているからだ。顔も名前も知らぬ1億人近い国民と日本国の幸せ・繁栄のために祈りを捧げる。それも毎日。私のような私利私欲の螺旋から脱却できない人間には到底務まらない大業である。清子内親王殿下も皇族として日々祈りを捧げてきたことであろう。その日々とは、選挙権のない、職業選択の自由はない、居住の自由はない、言論の自由はない、信教の自由はない、思想信条の自由はないという基本的人権なき日々である。そして明日、結婚を機に皇族の立場を離れられる・・・
 ただただ感謝である。他に語る言葉はない。不敬を承知で言えば、内親王殿下は晩婚と言える。これまで天皇・皇后両陛下を支え、長い独身生活であったがその間、我々国民のために祈りを捧げてきて下さったのだ。結婚を機にその務めを終えられるというのであれば、自然と感謝の念が生じるというものではないか。感謝こそ清子内親王殿下に対する最高の祝辞である。
 皇室制度を我々国民が維持し続けたいというのであれば、清子内親王殿下に感謝し、その結婚を祝うのは半ば義務である。天皇は象徴に頂くが、皇族の結婚なんてどうでもいいという虫のいい話が許されるはずがない。祝わない、祝えないというのであれば堂々と「天皇制反対」を叫ぶべきなのだ。
 今日は国を挙げて祝おう!!30年近く我々国民のために皇族としての公務をこなされた清子内親王殿下に対する感謝の気持ちで!!



清子内親王殿下、ご結婚おめでとうございます。そしてこれまで国民のためにお祈りいただきありがとうございました。皇族としての長きに渡るご公務を終え、今後は普通の妻として幸せな夫婦生活を送られることをお祈り申し上げます。

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2005年11月14日

フジモリ氏拘束 無関心日本

 フジモリ前大統領拘束から1週間。大使を召還し、日本との外交関係断交をちらつかせるペルー政府に対し、怒りの感情以上に何か憧れのような感情を抱いてしまうのはきっと俺だけではないハズ。
 大使召還や断交を実際にするかどうかは重要ではなく、政府首脳や外交官がそういった単語を口に出し外交戦略として使用できるという事実。中韓の数々の非礼に対し、なぜ日本は同じ態度をとれないのか・・・
 
 またそれとは別に日本政府は今回の問題に対して意志をしっかり示さないといかんね。インターポールに国際指名手配された後も引渡しを拒否し続けたにも関わらず、今回あっさり出国を許可し、逮捕された後は何ら明確な意志を示さない。中途半端に出国を許可した結果が、フジモリ氏拘束、大使召還である。これで断交されたら、日本外交史上に残るマヌケな話である。
 そしてマスメディア、特に新聞。読売、朝日、毎日、産経、日経の主要5紙でこの一週間の間、フジモリ氏拘束について社説を組んだのは朝日の1回のみ。その朝日も他人事感溢れる文章。ペルーの問題として語られており、日本の問題として語られていない。
 政府、マスコミの無関心っぷりには驚かされる。二重国籍とはいえ、日本人が逮捕されたのである。フジモリ氏を擁護するにしろ批難するにしろもっと反応があっていいと思うんだが。
 結局、日本は近代以降、「欧米かアジアか」という2択でしか外交を見てこなかったというのが今回の件の政府対応、新聞報道で再確認されたということでしょう(誤解を恐れずに言えば日本がアフリカ、中南米に植民地を持たなかったことの影響が大きいとは思うが)。安保理常任理事国にいつまでたってもなることができない本質はここにあると思います。真の友好関係があれば、中南米やアフリカ諸国が中共の反日プロパガンダなんぞに惑わされたりしない。安保理常任理事国になれないのはアメリカのせいでも中朝韓のせいでもない。ただ、単に日本の外交努力が不足してるだけ
 世界のグローバル化が外交のグローバル化を要求するのは必然。日本は今回の一件を期に、中南米やアフリカ諸国との外交を見直すべし。
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2005年11月08日

思い上がりも甚だしい

 昨日、「皇室典範に関する有識者会議」の第15回会合が開かれた。相変わらず座長吉川の発言は不敬極まりなく、目が飛び出そうでございます。
 毎日新聞より引用。

皇位継承:女系天皇前提に「長子優先」提案 有識者会議
 「皇室典範に関する有識者会議」の吉川弘之座長は7日、寛仁親王殿下が同会議の「女性・女系天皇容認」方針にエッセーで疑問を投げかけたことについて、首相官邸で記者団に対し、「それによってどうということはない」と語り、最終報告の取りまとめに向けた議論に影響はないとの認識を示した。
 こいつは一体何様でしょうか?皇族の意見が「どうということはない」?はぁ?このバカは天皇陛下が同様の発言をしても同じ事を言うような気がする。別にテロを容認する気はないが、コイツが右翼に殺されないのが不思議だ。さすがにイタズラ電話ぐらいはかかってきてるんだろうか?
 吉川は大人しく研究室でロボットでも作っとればいいんです。思い上がりも甚だしい。皇室への崇敬の念がない人間が皇室典範について語っているのがそもそもの間違い。政府は有識者会議を解散させ、新組織の下、一から議論をやり直すべし!!
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2005年11月07日

シンポジウム「皇室と国民」

 行ってきました、国民文化研究会「50周年記念の集ひ」!!目的は、小田村四郎拓大前総長(司会)、小堀桂一郎東大名誉教授、井尻千男拓大日本文化研究所所長、長谷川美千子埼玉大教授によるシンポジウム「皇室と国民」を聞くため。卒論のテーマが「現代日本人と皇室制度」で書いてますので行かないわけにはいかん!!と思い行ってまいりました。
 
 感想を先に言えば、内容はよかったんですが、期待していたほど、現代の皇位継承問題をはじめとする昨今の皇室問題については触れず。先の寛仁親王殿下のご発言に対する言及も一切なかった。話の中心は、日本の歴史上の国民と天皇の結びつきについてでしたね。シンポのテーマを正確に言い表せば「君民一体の日本国」だったでしょうか。
 そもそもパネリストの発言があまり噛み合っていなかった。長谷川先生は他の2人の発言を汲み取り、話題が発展するようなフリをするんですが、井尻、小堀両先生はかなり突っ走り気味。特に小堀先生は、歴代天皇の御製を披露するなど完全にマイペース(もちろん、天皇が民を思って詠んだ歌自体は素晴らしいものであり、先生の話は日本が常に君民一体の精神的共同体国家であったことを示す興味深いものなのだが)。小田村先生が、「司会を務めるのは初めてでして」と仰ってたが、シンポの司会の難しさを改めて痛感した。
 
 内容でよかったのは一番最初の発言で長谷川先生が仰ったお話。以下要約。
 
 先日の天皇賞で勝利を収めた松永幹夫騎手がウイニングランを終えた後、観戦していた天皇・皇后両陛下に馬上からヘルメットを取って最敬礼をした。その光景は、天皇への崇敬という国民の自然な感情の表れであり、久々に素晴らしい光景を目の当たりにした。しかし、翌日の朝日新聞は「天皇陛下は拍手を送った」と敬語も一斉使われない目を疑うような記事であった。現在の日本は、国民の自然な心(天皇・皇室への崇敬の念)をインテリが生かせていない。「皇室典範に関する有識者会議」はその際たる例である。皇室に対する崇敬の念を理論化することこそ、私たち(インテリ?)の仕事である。その作業には、2つの柱がある。一つは、天皇を頂く国柄への理解、2つめは我々自身の人間の心(数字にならない、目に見えないものを大切にする心)の理解である。

 天皇への崇敬の念の理論化。これは確かに近代以降の日本が怠ってきたことである。戦前は、不敬罪により皇室を理論化するなどとてもできなかった。戦後は、GHQの指導と敗戦のショックで天皇について語ることはタブー視されてきた。意外(?)にも、天皇についての学問的探求は近代においては常にアンダーグラウンドなものだったのである。これは俺にとって新たな発見だった。

 井尻先生が話された中には、最近俺が考えてることと全く同じ話があった。要約すると

 我々の敵はこれまで共産主義、左翼だけであった。しかし、これからは新保守主義ともいえる自由主義改革派とも闘わねばならない。

 自由主義と保守主義。自民党政権の下、50年近く共存してきた両者だが、21世紀になりその共存には亀裂が生じてきているのでは?というのは最近の俺の疑問。過度に自由を追い求めれば、伝統なり慣習なりを捨てなければならなくなるのは当然のこと。小さな政府が進めば、皇室不要論が出てくるのも当然。それに歯止めをかけれる人材が自民党には育っているのか?小泉チルドレンを見る限り、伝統より自由を追い求めそうな奴らばかりである。

 シンポ終了後は祝賀会ということで立食パーティ。その立食パーティに中川昭一農林水産大臣登場!!当日まで俺は知らんかったのでちょっぴりサプライズでした。会場の前で、防衛大の学生が制服で出迎えてくれたことに感動したらしく、「軍人が制服を着て街を歩けないのはおそらく日本だけです。海外ではどこに行っても軍人は尊敬されるが、日本では自衛官の側が制服を着ることに躊躇いが生じるような環境になっている。戦争になれば自衛官に頑張ってもらわねばならない。彼らが頑張るには、その前に政治が頑張らないといけない」といった趣旨の発言を壇上で行ってました。するとパーティー会場は大歓声&大拍手。保守系の人間にはやっぱり人気がありますな〜。中川昭一も休日なのにわざわざ参加してえらいっす。当面はWTO交渉を頑張るみたいな発言もしてたかな。皇室典範が改正されるか否かという重要なタイミングなのでとりあえず閣内残留できただけでもよしとし、安倍、麻生あたりと慎重論を唱えて改正阻止していただきたいですね。

 俺が求めてたような議論の展開にはならなかったが、とりあえず意義深いシンポではあった。意見というよりは、各先生が使われたフレーズを卒論でうまく転用したいなと。
 ああいう保守系のシンポ、パーティなんかには何度か出席経験があるが、やはり「君が代」の大合唱には心が震える。オッサンばかりだが、世の多くの教育機関における国歌斉唱より声量が大きいと思う。
 あと、軍歌の斉唱と天皇陛下万歳まである集まりは今回が初めてだった
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2005年11月03日

皇紀2665年明治節 救国の嚆矢

 11月3日、明治節。皇位継承問題に大きな一石が投じられた。しかも、一石を投じたのは皇室側。三笠宮寛仁殿下、万歳!!

 三笠宮寛仁さま、女性天皇容認に疑問…会報にエッセー
三笠宮寛仁さま(59)が、自身が会長を務める福祉団体の会報で「女性天皇」に触れ、「歴史と伝統を平成の御世(みよ)でいとも簡単に変更して良いのか」と、疑問を投げかけられていることがわかった。
 皇籍を離脱した元皇族の復帰や、元皇族を女性皇族の養子として皇位継承権を与えるなどの方法により、男系継承を守るべきだとの考えを示されている。小泉首相の私的諮問機関「皇室典範に関する有識者会議」は女性・女系天皇の容認を打ち出し、最終報告書の取りまとめに入ったが、この問題について皇族が考えを明らかにしたのは初めて。
 寛仁さまの意見が掲載されているのは、福祉団体「柏朋(はくほう)会」の会報。寛仁さまは「とどのおしゃべり―近況雑感」という題でエッセーを連載しており、その最新号で「政治問題で口出し出来ないのですが、会報は市販されておらず“身内”の小冊子と理解し『プライヴェート』に語るという体裁を取ります」と断って「女帝問題」を論じられている。
 寛仁さまはまず、「万世一系、一二五代の天子様の皇統が貴重な理由は、神話の時代の初代・神武天皇から連綿として一度の例外も無く、『男系』で続いて来ているという厳然たる事実」と強調。〈1〉皇籍離脱した元皇族の皇統復帰〈2〉女性皇族(内親王)に元皇族(男系)から養子を取れるようにし、その方に皇位継承権を与える〈3〉廃絶になった秩父宮や高松宮の祭祀(さいし)を元皇族に継承してもらい、宮家を再興する――などの方法を挙げられている。
 その上で、「陛下や皇太子様は、御自分達の家系の事ですから御自身で、発言される事はお出来になりません」とし、「国民一人一人が、我が国を形成する『民草』の一員として、二六六五年の歴史と伝統に対しきちんと意見を持ち発言をして戴(いただ)かなければ、いつの日か、『天皇』はいらないという議論に迄(まで)発展するでしょう」と結ばれている。
 天皇や皇族は憲法上、政治的な権能を有しておらず、有識者会議はその意見聴取をしていない。
 この記事を読んだとき「救われた」と思った。涙が出そうになった。皇族の方はやはり、女性天皇を簡単に容認することがいかなる問題を引き起こすのかよく理解していらっしゃる。男系男子維持派の本格的な巻き返しはこれからだと先日書いたが、皇族からの意志表明という「意外な」形でそれは始まったと言える。
 この三笠宮寛仁殿下のメッセージを単なる個人的エッセーと捉えてはいけない。殿下はおそらく皇位継承問題について他の皇族とも意見を交わしているだろう。皇族間に波風が立ち、それが原因で皇室の敬意が失われることこそ、皇族の方々がもっとも恐れていることだからだ。昨年の、皇太子殿下による「人格否定」発言以来、週刊誌等が皇族間の不和を面白おかしく記事にしたことでそのことは痛切にわかっておられると思う。記事になったエッセーはふとした思い付きで書いたわけではなく、他の皇族との度重なる意見交換の末に、三笠宮寛仁殿下が代弁者として書いた皇族からのSOSと見るべきだ。
 殿下は天皇陛下と年齢が近く、皇位継承問題についても意見を交わしている可能性は十分にある。もし、天皇陛下が女系天皇を容認しているのであれば、男系男子維持を主張するエッセーを殿下は絶対に書かないだろう。今回の記事で、天皇陛下が男系男子維持を願っておられる可能性が高まった。 
 偶然にも同日、衆議院議員西村真悟も自身のWebサイトで男系男子維持を示唆するエッセーを書いた。政治もこれから本格的に動き出す。そう簡単に小泉と皇室典範に関する有識者会議の思惑通りには進まないだろう。

 今日の夕方より、寝台列車で東京に向かいます。明後日、男系男子維持を主張する「皇室典範問題研究会」代表の小堀桂一郎東大名誉教授、小田村四郎前拓大総長、同じく男系男子維持を主張する「皇室典範を考える会」から長谷川三千子埼玉大教授といった豪華メンバーが参加する「皇室と国民」と題するシンポジウムが開かれるので参加してきます。
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2005年10月31日

天覧競馬

 昨日、天皇・皇后両陛下が東京競馬場に足を運び、天皇賞を観戦された。天皇陛下が観戦する天覧競馬は明治以来、天皇賞を天皇陛下が観戦するのは史上初だったそうな。これは意外な事実。天皇賞なんだから、毎年は観戦せずとも、数年に一度の割合で観戦してるものと思ってた。それが史上初とは・・・

 公営とはいえ、ギャンブルはギャンブル。皇室のイメージの問題から天皇陛下が競馬場に頻繁に足を運ぶわけにはいかんのうだろうか?陛下が競馬場で天皇賞見ても、誰も何とも思わないと思うが。
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2005年10月29日

皇婿を無視した議論は非人道的である

 久々に感情的にならず皇室典範改正の問題について考えてみたい。
 2025年から2030年頃、皇室はどうなっているであろうか。「皇室典範に関する有識者会議」の企みが予定通りに進行すれば、その頃愛子内親王殿下は日本史上2例目、およそ1300年ぶりとなる女性皇太子になっている可能性がある。あまり、というか全然知られていが日本史上かつて存在した8人10代の女性天皇の中で、皇太子→天皇というプロセスで即位した女帝は奈良時代の孝謙天皇のみである。
 その頃には、愛子内親王殿下の婿探しも本格化しているだろう。しかし、この婿探しは間違いなく困難を極める。というか高い確率で誰も婿入りしないだろう。
 史上初となる女帝の婿。どれだけ宮内庁がボケていようとさすがにそれなりの見識と良識のある男性を婿として迎えようとするだろう。しかし、そういった男性ほど畏れ多くて結婚しようとはしない。伝統の重みを理解する旧華族のような良家だったりすると尚更だろう。そもそも我が国には男性が己の仕事を捨て家庭に入るという習慣がない。もちろん、婿入りして皇族になれば多忙な公務があるんだが、皇室への婿入りを「転職」と考えることができるような男性がいるかといえば、まあいないだろう。いるとすれば、何らかの野望なり目的がある人間で、道鏡の再来である。道鏡を寵愛したのが今のところ史上唯一の女性皇太子経験者である孝謙天皇なんだから何とも運命的だ・・・女性が皇太子になり、その婿を探すというのは、「見つからない」という可能性も含めて大変リスキーである。
 皇室への婿入りを転職と考えれるような人間を探せば、結局旧11宮家の子孫に辿りつくことになろう。何と言っても本来であれば皇族であるべき方々であるから、皇族という立場に戻ることに大きな抵抗を感じなくてすむ。じゃあ、旧十一宮家の人間を婿に迎えればいいかというと事はそんなに単純ではない。いくら皇室典範を改正しようと2000年近い皇室の伝統(血統原理)に基づけば、正統なのは愛子内親王殿下ではなく、旧十一宮家の男系男子なのである。旧十一宮家の男子を婿に迎えてしまった場合、私たち国民が愛子内親王殿下を「皇太子」、「天皇」という風に敬愛して見ることができなくなる恐れがある。いくら愛子さまが天皇だ、皇太子だと頭で理解していようと何か納得いかない気持ちを胸に抱きはしないだろうか?私たちは、横に立つ旧十一宮家の男系男子以上に愛子天皇陛下に敬意を抱けるであろうか?旧十一宮家男子の方に威厳を感じてしまわないだろうか?いくら制度として天皇になれようと、国民の側が天皇として見れないのであれば愛子内親王殿下は何とも不幸である。なんとも居たたまれない話ではないか。

 現在の議論のやり方で女性天皇を容認しても、愛子内親王殿下は婿が見つからないor天皇として国民から敬愛されないのどちらかの道を辿る可能性が高い確率で存在する。女性天皇の議論と皇婿の議論は不可分一体である。現在の女性天皇に関する議論は、国の運命だけでなく、愛子内親王殿下という女性の人生を左右する人権に関する問題でもあるのだ。皇婿についての問題をおそらく理解しつつも議論しない有識者会議は非人道的集団である。有識者会議は、自らを皇婿について議論する立場にないとしているが、なんと無責任な話か。「皇婿についても議論しないと、皇室典範の改正については議論できません」と小泉に言えばすむだけの話であるのに。小泉が認めないというのであれば、有識者会議の構成員を辞任ればよいのだ。

 私は、皇室の伝統を重んずるべしという感情とともに愛子内親王殿下に幸せな一生を送っていただきたいという感情を抱いているので、女帝容認には慎重なのだ。女系はダメだが、女帝はいいだろうという考えの方が結構いるが、愛子内親王殿下のあゆまれる人生にもうちょっと思いを馳せたほうがよい。愛子内親王殿下が皇室の伝統の犠牲者となるのは、男系男子を維持して天皇になれなかった時ではない。かつて存在したという安易な理由で女帝を容認した結果、一生独身を貫くことになったり、天皇として即位しても国民から敬愛の情を抱かれなかったその時である。われわれ国民は愛子内親王殿下を皇室の伝統の犠牲者とすべきではない。
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2005年10月28日

NHK民営化議連!!

 記念すべき第一歩です。遂に、遂に、遂に!!俺が待ち望んだ、NHK民営化についての国会議員連盟発足!!

NHK民営化考える議連発足 自民党本部で会合
 自民党の山本拓、馳浩両衆院議員ら衆参両院の9人が28日午前、党本部で会合を開き、NHKの民営化や受信料制度の存廃を検討する「日本放送協会(NHK)の民営化を考える会」(会長・愛知和男元防衛庁長官)を発足させた。
 会合では、山本氏が会のホームページで受信料制度に対する意見を募り、受信料制度について規定した放送法32条を見直す考えを提案し、了承された。
 山本氏は「いろんな意見を取り上げ、この会で方向性を見つけていく。総務省が受信料の義務化を検討しており、次の通常国会での議論を見て判断する」と述べた。
 とっととNHKなんぞ民営化してしまって下さい。郵政公社よりよっぽど特殊法人にしておく意味ないですから。民主党議員も乗っかかるべし!!
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