2006年05月11日

国連人権理事会

 新設される国連人権理事会の理事国選挙があったようで。

http://www.sankei.co.jp/news/060510/kok056.htm

 中国、ロシア、キューバが当選するっていうのはおかしいでしょ〜。人権侵害してる側ですがな。
 立候補に関しての基準が甘すぎるんだよな。こんなことしてる限り、「国連の限界」は唱え続けられるだろうし、国連不信も解消されることはないだろう。
 日本も無事理事国に当選したため、北朝鮮による拉致問題は国連においては今後、この人権理事会が主要な戦場となると思われる。ゆえにしっかりとした理事国の選出が行われてもらいたかった・・・
 アメリカが理事会への不信感から出馬を見送ったため、日本が期待するような展開は人権理事会では簡単には望めないだろう。拉致問題の解決は結局毅然とした態度による自助努力しかないのだ。
posted by kiyo83 at 07:45| Comment(34) | TrackBack(0) | 国際政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月28日

ハマス圧勝 日本人に批判する資格はあるか?

 25日に行われたパレスチナ評議会選挙、選挙初参加のイスラム原理主義組織ハマスの圧勝に終わったそうだ。アラブの一部を除く世界各地でこの結果に失望の声が挙がっている。シャロン・アッバスが築いた対話路線は暗礁に乗り上げる可能性が高く、和平プロセス再開は当面絶望的だろう。日本にとっても国際社会にとっても望ましくない結果に終わったことは間違いない。
 しかし、多くの日本人にはパレスチナの選挙結果を非難したり、笑ったりする資格はないだろう。国体破壊政党の小泉自民党を与党に選んでいるんだから。俺に言わせれば、昨年の衆院選の結果もパレスチナ評議会選と同じ、いや、それ以上にヒドイ結果である。
 
 立候補し、当選したハマスの人間はイスラム原理主義組織の人間かもしれんが、真剣にパレスチナのことを考えている愛国者ばかりである。パレスチナとアラブの歴史も知り尽くしていよう。
 ホリエモン、杉村タイゾーを始めとする小泉チルドレンの大多数、有権者を簡単に裏切る野田聖子といったバカどもと比べてみればいい。ハマスより政治に真剣か?愛国者か?ハマスの人々がアラブとパレスチナを知り尽くしているように日本のことを知り尽くしているか?答えはどれも「NO」だろう。武装闘争を継続するなどその政策は褒められたものではないかもしれないがハマスに所属する人間は日本の多くの政治家より、強い信念を持ち、そして強く国を愛している。 そういった人間が当選する選挙が、日本の選挙と比較して民主主義的に劣っていると言えるだろうか?絶対に言えはしない。
 ハマス圧勝という結果は、やはり望ましいものではない。しかし、それを生んだ選挙自体は日本の選挙と比較し、立候補者と有権者のレベルが高いものであったと思う。
 
 中東は完全に門外漢なのだが、民主主義の難しさと面白さを教えてくれるニュースであったので取り上げてみた。
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2006年01月19日

中国を手玉に取る独裁者の外交

 タイトルだけ見るとどこぞのブタが列車に揺られて中国を訪問したニュースについてみたいですが残念ながら違います。
 18日、リビアのカダフィ大佐の次男が訪台。陳水扁総統と会談し、陳総統のリビア訪問で合意したそうな。

台湾総統リビア訪問で合意 中国の反発必至  
 台湾の陳水扁総統は台北の総統府で18日、中国と国交を持つリビアの最高指導者カダフィ大佐の二男で実力者のセイフ・イスラム・カダフィ氏と会談し、大佐の招請に応じてリビアを公式訪問することで合意した。また大佐を台湾へ招いた。
 カダフィ大佐の有力な後継候補と目されるセイフ・イスラム氏が外交関係のない台湾を突然訪問し、陳総統をリビアに招いたことで、中国の強い反発は必至だ。
 総統府の発表によると、双方は会談で経済貿易、科学技術、軍事などの関係強化のため相互に代表事務所を設置することでも合意した。
 アメリカに制裁され続けてきたカダフィ大佐にとれば中国の反発など大したことではないんでしょう。アメリカと何十年も対峙してきた独裁者の外交感覚が垣間見れる気のするニュースです。世界で中台相手にこのように思い切った外交を展開できるのはアメリカぐらいじゃないでしょうか?何にしろ台湾が様々な国と外交を展開することは喜ばしいと思います。
 
 このニュース、まだ続きがありまして、なんと中国の李肇星外相は現在リビア訪問中なんですね。李肇星と会談したカダフィ大佐は、のうのうと「台湾独立に反対し、中国の統一を支持する」と述べたそうな。完全に中国を手玉に取っている
 次男が陳総統と台湾で会談した直後に自身(カダフィ大佐)は李肇星外相とリビアで会談する。これは間違いなくリビアのシナリオどおりでしょう。これによりリビアは最小のダメージで台湾との経済、科学、軍事交流を進展させたわけです。列車に揺られて無駄な長旅をする北東アジアの独裁者と比べれば、24時間の間でスピーディに外交を展開し、実利を上げてみせたカダフィ大佐の外交能力は一枚も二枚も上手と言ってよいでしょう。

 陳水扁とカダフィ大佐の相互訪問という外交カードをリビアがどのタイミングでいかに使うか。今後注目していきたいですね。
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2005年12月29日

ナチに居住の自由はないらしい

 アメリカを動かしてるのはやはりユダヤ人だというのを教えてくれるニュースです。

米、元ナチ看守に国外退去命令 虐殺関与めぐり長年論議
 第二次大戦中にナチス・ドイツの強制収容所で死刑執行人を務め「イワン雷帝」として恐れられた人物だったかどうかをめぐり1970年代から論議となっていたジョン・デミャニューク被告(85)に対し、米移民裁判所は28日、国外退去処分を命じる決定を下した。
 出身地のウクライナかドイツ、ポーランドのいずれかに送還される。被告側は上訴する見通し。
 被告は93年にイスラエル最高裁で無罪判決を受け、以前住んでいた米国に戻っていた。しかし、大戦時の記録から複数の強制収容所で看守を務めていたのは明白とする米裁判所の判断が2002年に出され、米市民権を喪失。国外退去の是非が移民裁判所で審理されていた。
 日本人の価値観からすれば、85歳のジジイ相手にそこまでやらんでもという気になるが、アメリカではそうはいかないらしい。
 俺はネオナチでもナチス信奉者でもないが、ナチスについてはもっと落ち着いて総括すべき時期に来てるんじゃないかと思う。今のような状況で元ナチ党員の寿命が尽きていってしまうというのはいろんな意味でもったいない気がしますな。日本の若者は戦争に行った世代の人の話を聞こうとしないとよく言われますが、日本の旧軍人のみなさま以上に元ナチ党員は語る場所を持たないことでしょう。
 来年早々、「ヒトラー 最期の12日間」がビデオ&DVD化されます。映画館で見なかった人は是非見てもらいたいですね。俺が今年見た映画で最も良作でした。日本でも、戦後60年に合わせていろいろ映画が公開されましたが、そのどれもが敵わないと思います。(男たちの大和はまだ見てないんですが)
posted by kiyo83 at 00:00| 島根 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 国際政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月07日

ミャンマー遷都

 今日も調子に乗って国際政治ネタ。
 先月、軍事政権and親日で有名なミャンマーが首都をヤンゴンからピンナマに遷都すると宣言したが、遷都の理由がいまだ謎なんだそうな。

ピンマナ ミャンマー謎の新首都

 資金援助をしている中国も、国防省などの一部の省庁が移転するだけで全ての省庁が移動するとは聞かされていなかったらしい。大東亜戦争中、ピンナマはビルマに駐留する日本軍の司令部だったということなので、軍事的にはメリットの多い場所なんだろう。今回の遷都も軍事的意味合いが含まれているのか?
 来年1月から閣議もピンナマで始まるそうだが、遷都の謎が明らかにされる日は来るのだろうか?
posted by kiyo83 at 00:00| 島根 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 国際政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月06日

保守と左翼への踏み絵

 なんと驚くべきことに当Blogにおいて初めて中東地域を話題にする。それどころか北東アジア地域以外の国際政治についてほとんど語ったことがないので、そういうカテゴリすらなかった。自分でも驚きである。
 というわけで、イラクのフセイン裁判。予想通り、弁護側が裁判の正当性を、問題視しだした。

イラク法廷、合法性で紛糾 元大統領「イラク万歳」叫ぶ
 イラクのサダム・フセイン元大統領ら旧政権幹部8人に対する裁判の第3回公判が5日、バグダッドで開かれた。ラムゼー・クラーク元米司法長官ら元大統領らの弁護団は「米軍によるイラク占領と、占領下で準備された裁判は国際法違反」と、裁判の合法性に異議を唱えた。
 弁護団は「この裁判は国際法に反する」「弁護士への警備態勢が不十分」などと主張。審理の冒頭では、発言を求める弁護団をアミン裁判長が拒否したことから紛糾。元大統領が「法律は占領者の米軍によってつくられた。イラク万歳」などと叫び、弁護団が一時、退席する一幕もあった。また元大統領は「私は死刑など恐れない」とも発言した。
 フセイン裁判は現代の東京裁判であり、保守と左翼への踏み絵である。
 保守は正念場であろう。イラク戦争は肯定できても、この裁判まで容認してしまっては東京裁判の正当性まで容認しかねない。いわゆる親米保守派にとっては、「実は保守でもなんでもなくただの親米派であるか否か」が暴露される踏み絵となる。
 一方の左翼。イラク戦争を否定する勢いで、この裁判の正当性を否定すると東京裁判の正当性を否定することにつながる。靖国参拝反対とかA級戦犯分祀とか言うためには東京裁判が正当なものでなくては困るため、そう簡単にフセイン裁判が不当だとは言えない。左翼にとっては、「ただ日本を貶めたいだけの反日勢力であるか否か」が暴露される踏み絵となる。
 
 小林よしのりがゴー宣で言ってたような展開になってきたなぁ。裁判はどういう形で決着するんだろうか?さすがにアメリカも東京裁判のような無茶なことはできんだろ。あと、朝日新聞がどのタイミングでどんな社説書いてくれるか楽しみでならない。
posted by kiyo83 at 00:00| 島根 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 国際政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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