2006年02月13日

男系維持派ではなく男系男子維持派

 女系を容認するという国民の数は、今年になって皇室典範改正問題をメディアが取り上げ、一部政治家が慎重論を唱えることによって減りつつあるが、「女帝は容認していいのでは?」という人間は一向に減らない。大変不満だ。
 昔からの読者は知ってると思いますが、 憂國のSea Sparrowは「男系男子維持派」です。単なる男系維持派(女帝容認派)ではない。女系容認の動きを止めるべく、小異を捨て、男系男子維持派も女帝容認派も「男系派」としてまとまるべきだという方もいますが、私には野合する気はない。それは、与党の立場を維持するために社会党とでも公明党とでも手を結ぶ自民党や寄せ集め集団の民主党とやってることが同じだから。特に、国体の問題での野合は国家観を歪める。今の自民党を見ればそれはよくわかるだろう。

世襲の一点で大統領とは異なり、祭祀の一点で世俗の君主とは異なる
 

 三島由紀夫が天皇を語った言葉である。女性天皇では皇室祭祀を完璧にこなせない。月経中の女性皇族は宮中三殿に上がることを許されない。今上陛下が皇位を継承する際の「剣璽等承継の儀」に女性皇族の出席は許されなかった。一年の中で天皇が行うもっとも重要な祭祀である新嘗祭は、女性霊である「穀霊」を男性である天皇が祭司することにその本質がある。女性天皇が新嘗祭を執り行うことは宗教的にも論理的にも矛盾している。
 言論人で言えば八木秀次、西部邁、小林よしのり、政治家で言えば平沼赳夫といった人物まで女帝を容認してしまうことが大変不可思議だ。靖国のA級戦犯分祀については神道の伝統にこだわるくせに、肝心の皇室問題であっさり折れてしまうのは何故だ?

 女帝容認は天皇を「世俗の君主」へと近づける。女帝容認は、祭祀王としての天皇の性格を変えてしまう国体変革なのだ。女帝を容認することは保守にとって自殺行為でしかない。
 女系容認は論外。女帝容認も軍事的に言えば核兵器を使用するレベルの最終手段。
 野合を嫌う憂國のSea Sparrowは、「男系男子維持派」の看板を掲げて皇室について語っていきます。
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2006年02月10日

政界再編なくして皇室典範改正なし

 更新が滞っている間に、秋篠宮妃殿下のご懐妊が発表された。まことにめでたい。しかも皇室典範改悪が迫る中という、この絶妙のタイミング。天佑という他ない。耐震偽装、ライブドア、官製談合と暗い話題が続く中、我が国に光が差した気がした。

 佳子内親王殿下のご誕生より11年前の年月を経てのご懐妊は「皇室の危機を救いたい」という秋篠宮夫妻のご意志のあらわであろう。また、皇室のご懐妊発表の多くが妊娠3ヶ月の段階である中、この度は発表は妊娠6ヶ月での発表。これも改悪へと向かう皇室典範改正の議論に「待った」をかけたい秋篠宮家のご意志であると思いたい。

 ただ、多くの方が指摘されているように妃殿下のご懐妊は、諸刃の剣であろう。今国会での皇室典範改正の動きはとりあえずストップさせたが、もし秋にお生まれになるのが内親王(女子)だった場合、女性・女系帝を認める皇室典範改正の動きはかなり困難になると思われる。もちろん、親王(男子)がお生まれになれば、男系維持派にとっては歓喜の声が挙がるだろうが。

 秋篠宮妃殿下がお生みになるのが親王、内親王のいずれになろうと皇室典範の改正が必要なのは言うまでもない。安定的な男系継承を維持するために旧皇族の皇籍復帰を認める改正は不可避だ。皇室の養子も限定的に認めたほうがよいだろう。もし仮に秋篠宮家第3子が親王だった場合、皇位継承順位は現行の典範だと第3位になる。その場合、皇位を継承するには皇太子殿下、父の秋篠宮文仁親王殿下の2人を経なければならならないわけだが、これは「まわりくどい」と多くの国民が思うだろう。皇族が皇族内という限定された範囲内で養子を取れるように典範を改正し、秋篠宮第3子は、皇太子殿下の養子となり、皇位継承順位第2位としたほうがわかりやすい。

 何にしろ「男系維持のための」皇室典範改正が憲法と同じく、現行の政界の枠組みでは改正が困難だということがはっきりした。真正保守政党の立党なくして、皇室典範改正は困難である。皇位の男系継承安定化のためにも政界再編は必須だ。
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2006年02月05日

期待通りで予想通り

 2月2日の朝日の社説に産経が反論することを多くの人間が期待し、予想したと思う。そして、その通りに2月3日の社説で産経が朝日批判(笑)
 そして、産経に批判されたからというより、本気で苦情が殺到したのが理由と思われるが2月4日なって再び朝日が社説で皇室典範改正問題に触れた。いや〜盛り上がってきたなぁ。国会議員の中にも慎重論が続々と出てきたが、こうなってくると余計に小泉のバカは意地になって改正案を通そうとする気がする。
 ちなみに今年になってあまり皇室典範改正問題についてここで触れてないが、それはもう書くことがないからです。自慢じゃないが有識者会議が設置されるより前からこの問題には書き、警鐘を鳴らしてきた。もう書くネタがないですわ。最近になって憂國のSea Sparrowを見るようになって、皇室典範改正問題に興味のある方は過去のエントリを読んで下さい。まだすべての記事をこちらに移行できていないので、昔のはライブドアの方の過去ログじゃないと読めないですが・・・

 話は変わりますが、ヒンギスがシャラポワに勝った。テニスには全く興味がないが、一度現役を退いた選手が王者に勝つっていうシチュエーションにはリアルなドラマを感じます。こういう筋書きのないドラマがあるからスポーツ観るのが好きです。
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2006年02月02日

超えてはならぬ一線を朝日は越えた

 何事にも超えてはならぬ一線というものがある。靖国問題、歴史教科諸問題、歴史認識、中国&朝鮮との外交といった様々な問題において朝日は反日的な論陣をはってきたが、朝日新聞は本日の社説でとうとう超えてはならぬ一線を越えた。平成18年2月2日の朝日新聞の社説は歴史に残ると思う。
寛仁さま 発言はもう控えては
 皇位継承のあり方をめぐり、天皇陛下のいとこにあたる寛仁(ともひと)さまの発言が相次いでいる。
 昨年、会長を務める福祉団体の機関誌に随筆を寄稿したのに続き、月刊誌「文芸春秋」などでインタビューに応じた。さらに産経新聞と、同社が発行する雑誌「正論」にインタビューが載った。
 初代の神武天皇から連綿と男系が続いているからこそ皇統は貴重なのだ。戦後に皇籍を離れた元皇族を復帰させるなどして男系維持を図るべきだ。いずれもそうした趣旨の発言である。
 小泉首相から皇位継承のあり方を諮問された有識者会議は、女性天皇やその子の女系天皇を認める報告書をまとめた。政府はこの報告書に沿って皇室典範の改正案を準備中だ。
 寛仁さまの発言は、この報告書や首相の方針に異を唱えるものである。
 だれを天皇とすべきか。皇位継承は天皇制の根幹にかかわる問題だ。国民の間で大いに論議しなければならない。
 皇族にも様々な思いはあるだろう。自らにかかわることだけに当然だ。だが、それを外に向かって発言するとなると、どうか。改めて考える必要がある。
 当事者である天皇や皇族がどう考えているのかを知りたいと思う人もいるだろう。自由に話をさせてあげたらいい、という人もいるにちがいない。
 皇太子妃の雅子さまが体調を崩したときに、私たちは社説で、心のうちを率直に語ったらどうかと主張した。  しかし、今回の一連の寛仁さまの発言は、皇族として守るべき一線を超えているように思う。
 寛仁さまはインタビューで「皇族は政治にタッチしないという大原則があります」と述べている。その大原則に反するのではないかと考えるからだ。
 憲法上、天皇は国政にかかわれない。皇位継承資格を持つ皇族も同じだ。
 寛仁さまは皇位継承については「政治を超えた問題だ」と述べている。歴史や伝統の問題ということだろう。
 しかし、天皇制をどのようなかたちで続けるかは国の基本にかかわることで、政治とは切り離せない。まして、いまは政府が皇室典範の改正案を出そうとしている時期である。
 たとえ寛仁さまにその意図がなくても発言が政治的に利用される恐れがある。それだけ皇族の影響力は大きいのだ。
 天皇は日本国民統合の象徴だ。国民の意見が分かれている問題では、一方にくみする発言は控えた方がいい。これは皇族も同じである。
 天皇陛下は記者会見でたびたび女性天皇や皇位継承について質問されたが、回答を控えてきた。皇太子さまも会見で質問されたが、やはり答えなかった。
 おふたりとも、憲法上の立場を考えてのことにちがいない。
 寛仁さまひとりが発言を続ければ、それが皇室の総意と誤解されかねない。そろそろ発言を控えてはいかがだろうか。
 守るべき一線を越えとるのはどっちやねん!!皇族に対して「発言を控えろ」とは驚くばかりだ。私は未だかつてこれほど不敬な社説を読んだことがない。
 不敬なだけでなく、論理が破綻しているからこの社説はイタイ。社説では、雅子妃殿下は心のうちを率直に語ってよいが、寛仁親王殿下はダメだという。その理由が寛仁親王殿下の発言は政治的に利用される恐れがあり、影響力も大きいからだという。バカを言うな。それでは、雅子妃殿下の発言は政治的に利用されない影響力のないものだというのか。雅子妃殿下に対しても不敬な話だ。雅子妃殿下の体調や置かれた状況と密接に関連している、皇室外交の是非や皇室のあり方についても国民の議論は二分されている。皇位継承問題と状況は変わらないではないか。朝日新聞はダブルスタンダードを控えるべきだ。
 そもそも皇室典範改正問題は政治問題ではない。「政治」を超越した「国家」の問題である。皇族の方々にも意見を聞く機会を設けるのが当然であり、これまで発言を封殺してきた小泉政府にこそ問題があるのだ。
 今日は朝日新聞社に数多くの抗議の電話が鳴り響いていることだろう。保守系の論壇誌や週刊誌でも叩かれまくるだろうな。戦前なら命はないだろうから、それですむんなら朝日にとっては安いもんか。
 改正反対派は、平沼赳夫を中心にまとまりだした。民主党の慎重派も議連を立ち上げた。皇室典範改正問題はいよいよ重大局面に入った。
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2006年01月11日

このまま皇室典範は改正されてしまうのか

 皇室典範改正の動きが本格化する一方、寛仁親王殿下は毎日新聞、文藝春秋のインタビューに答え、再び女系容認に警鐘を鳴らしておられる。政府、与党はこのまま寛仁親王殿下を無視し続けるつもりなのであろうか。

 一方、自民党。国民参加型の総裁選をやるとかいつも頓珍漢なことばかり言ってる武部のオッサンが党議拘束を掛けずに自主投票にする可能性があることを示唆した。なかなかいいこと言うやんけと思った矢先、それを打ち消すかのように、即座に安倍官房長官が党議拘束は必要との認識を示すという残念な結果に・・・

 もっとも、今のままでは党議拘束のある、なしはあまり関係がない。公明、民主党の99%が賛成に回るであろうから自民党の50%が反対に回ったところでどうしようもないのだ(半数も反対に回らないだろう。50%という数字はかなり多めに見積もったつもり)。政府が改正案の提出を見送らない限り、皇室典範改正は避けられないだろう。

 最近、もう何もかも手遅れな気がしてならない。天皇陛下の大御心以外にこの動きを止めることは不可能ではないか・・・
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2006年01月04日

土方歳三

 あけましておめでとうございます。本年も憂國のSea Sparrowを宜しくお願い申し上げます。

 新年一発目はTVの話題。昨夜、NHKで放送された新選組!! 土方歳三 最期の一日。新撰組&土方マニアにとっては不満かもしれませんが個人的にはかなり楽しめました。2004年に放送された大河ドラマ新選組!の続編ですが、大河ドラマほとんど見てなかった俺でも十分に満足。ちなみに大河は芹沢鴨役の佐藤浩市が出なくなって見なくなった。

 やはり土方歳三はかっこいいっすね。というか幕末の人物は、佐幕派、尊攘派を問わずかっこいい人が多いんですがその中でも土方はダントツで好きです。賊軍の将なんで、保守系の方々からはあまり人気がないのが残念です。新撰組時代は鬼の副長として組織内でトップに代わって嫌な役を引き受けつつ組織をまとめ上げ、戊辰戦争においては徳川に忠義を尽くし最後まで薩長に戦いを挑みつづける。そういう生き方に惹かれるんですな〜。組織をまとめるために鬼に徹する所はサークルや学生自治活動を行う上で私も参考にしたものです。まあ、全然鬼に徹し切れてなかったですけどね・・・
 
 で、ドラマに戻りますが「生きるために戦う土方」、榎本武揚、大鳥圭介と握手しちゃう土方いうのは賛否両論あるだろうな〜と。土方ファンのバイブル、司馬遼太郎『燃えよ剣』に描かれる土方が好きな人にとっては、榎本と大鳥は愚将として見下される存在だし、戊辰戦争は土方にとっては死に場所を求める戦いでないと納得がいかんでしょう。死に方も単騎で官軍に突撃した上で銃弾に倒れるというのがお約束。不意に撃たれて倒れるというのに納得いかん人も多いはず。
 しかし、そういった土方のお約束を覆す脚本とそれを書いた三谷幸喜。俺的には「あり」だと思いました。エンターテイメントとして十分に面白いんだから。そして、土方の魅力である、忠義、信念というものは全く損なわれていないし。(それでも『燃えよ剣』の土方の方がかっこいいですけど)

 土方歳三という男、最期には賊軍の将として生を終えますが、尽忠報国の士であることは薩長の志士と共通していると思います。京にいる頃は御所の警護もしてますし、賊軍として片付けてしまうには惜しい人物です。成り行きで賊軍となりましたが、尊皇の心がないわけではない。幕末という時代は簡単に二分論では測れないところに面白さがあります。尊皇と徳川幕府への忠義は相反するものではないんですが、どうも対立する思想として見てしまいがちです。保守であろうと何であろうと、土方と新撰組を正当に評価してもらいたいものです。
 とりあえず私は男として土方歳三のように生きたいと思っております。
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2005年12月31日

12月31日

 言うまでもなく今日は今年最後の日である。多くの日本人が仕事も休みでボケ〜っとしとるわけだが(もちろん私も例外ではない)、天皇・皇后両陛下と皇族の方々にとっては大変お忙しい日である。12月31日には、節折、大祓、除夜祭と3つの宮中祭祀が行われるからだ。大晦日というのは皇室にとっても最も忙しい日のうちの1つなのである。ちなみに明日、元日も四方拝、歳旦祭という2つの祭祀が行われる。祭祀以外にも新年祝賀の儀、新年一般参賀などが行われるため、皇室に正月休みなどない。

 多くの日本人がこのような事実を知らずに年末年始をボケ〜っとすごすのだ。何とも申し訳ない話ではないか。天皇陛下からすれば、「天皇・皇室が国民ために祈りますので、国民はごゆっくりと年末年始をお過ごし下さい」ということであっても、「じゃあお言葉に甘えて」と私は思えないんですな。

 日々我々のために祈って下さる皇室。この恩に報いるために我々も祈ろう。初詣の際には、日本国と皇室の弥栄を祈るべし!!

 
 今年1年、当Blogを訪れて下さった皆さま、ありがとうございました。来年もお付き合い頂ければ幸いです。
 それでは、よいお年を!
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2005年12月15日

これでいいのか日本会議議員懇?

 最近、やる気がでなくて更新が停滞しております。卒論もあと一歩なんだが微妙にやる気が出ない。

女系天皇「伝統断絶後世に禍根残す」宮城県議会常任委
 宮城県議会総務企画常任委員会は14日、女系天皇容認などを盛り込んだ「皇室典範に関する有識者会議」(小泉純一郎首相の私的諮問機関)報告書に沿った皇室典範の改正について「政府は伝統を順守し、拙速な改正法案提出を慎むべきだ」との意見書を提出するよう求める請願を、賛成多数で採択した。
 宮城県神社庁によると、同趣旨の請願が採択されたのは都道府県議会で初めてという。
 請願採択を受け、有志の県議が15日、県議会本会議に首相らあての意見書案を提出。採決されるが、賛否は拮抗(きっこう)しており、可決されるかどうかは流動的だ。
 素晴らしい。建国記念日制定、元号法制化、日の丸・君が代法制化も地方からの働きかけが大きな原動力となった。これで県議会本会議で通れば、宮城県GJ!!ですな。

<皇室典範改正>男系継承維持の議員立法案も国会提出へ
 超党派の保守系議員でつくる「日本会議国会議員懇談会」(会長・平沼赳夫元経済産業相)は14日、政府が作成中の女性・女系天皇を容認する皇室典範改正案の対案として、男系継承を維持するための議員立法案を来年の通常国会に提出する方針を固めた。与野党の保守派には「女系天皇」に慎重意見が根強く、国会審議に一石を投じそうだ。
 対案として、現行の皇室典範は改正せず、1947年に皇籍離脱した11の旧宮家の皇族復帰を認める時限立法により、男系継承を維持させる案が浮上している。懇談会は自民党を中心に約240人で構成され、安倍晋三官房長官や麻生太郎外相らが役員を務める。
 小泉党と化した今の自民党の国会議員が本当に旧宮家を皇籍復帰させる法案を提出し、賛成できるんかねぇ?
 そもそもこの時限立法、皇室典範改正案とは全く別の法案なわけで、政府の皇室典範改正案と議員懇の時限立法の両方が採択、可決される可能性も当然あるわけですよね?そうなってしまうと旧皇族が皇籍復帰したところで皇位を継承する可能性はほぼゼロに近い。つまりこの時限立法が可決されることと、男系男子による皇位継承が維持されることはイコールではないということだ。なんか詐欺みたいだな・・・こんなことしてるから日本会議議員懇談会を俺は信用できないのだ。素直に、臣籍降下した皇族が皇籍復帰できる追加条項を含んだ皇室典範改正案を出せばよいではないか!!なんで対案が全く別の法案やねん!!
 日本会議議員懇、ホントよくわかんねぇよ。いい加減、男系男子維持派を詐術にかけるための政府の罠かと疑いたくなるわ。
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2005年12月09日

何度でも言う。妥協は許されない。

 何度でも言うが、私は女系天皇だけでなく、女性天皇にも反対の人間です。詳しくは先日書いたので繰り返さないが、女性が立太子するというのはわずか一例の「先例」があるだけで、我が国の伝統ではない。そもそも女性天皇は、イレギュラーなもので「超法規的措置」なのだ。皇室典範に明記するべきではない。どうしても女性が皇位を継がねばならないというのであれば、自衛隊のイラク派遣のように特別法で対応すべきであろう。
 で、本日こんなニュースが。

日本会議国会議員懇 男系女子の容認に賛意
 超党派でつくる「日本会議国会議員懇談会」(平沼赳夫会長)は八日、皇室典範改正問題に関する勉強会を開いた。講師の百地章・日大教授は、「皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承する」とある現行の皇室典範一条の「男子」を「子」に改正し、男系の女性天皇を認めるよう提案、出席議員のおおむねの賛同を得た。
 また、百地氏は政府の「皇室典範に関する有識者会議」報告書が、旧宮家の皇籍復帰に反対していることについて、「女性天皇や女性宮家の配偶者として、民間人が次々と皇族の仲間入りすることの方が、はるかに皇族と国民の区別をあいまいにする」と主張した。
 皇婿についての議論をしっかりしないで女帝を安易に認めるという点で、有識者会議と何ら変わらないではないか!!「日本会議国会議員懇談会」は何をやってるんだ!!皇室典範改正問題で一番保守な集団だと思っていた、日本会議議員懇がこの体たらくとは・・・
 この議員懇、前から平沼赳夫が一人飛ばしてて他の議員はついてこれてないんじゃないかという不安があったのだが、やっぱりダメなのか?
 
 何度も言うが、女性天皇を認めるというのは皇統の伝統に対する理解がなく、ただ女系容認派と妥協しているだけだ。憲法9条改正議論で「国防軍」ではなく、「自衛軍」などという妥協の産物の名称を容認し、保守を気取ってる自民党議員と何らかわらない。 何度でも言う。国体の議論に妥協はありえない。自分たちの正統性を信じ、最後の最後まで戦いを続けた南朝の武士たちの生き様を見よ!!
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2005年11月28日

男系であろうと女帝はダメ

 以前も書いたのだが、私は女系はもちろんのこと、男系の女子の皇位継承も否定的である。つまり、愛子内親王殿下が天皇として即位することは反対ということだ。どうも、愛子内親王殿下が天皇として即位して幸せになれるようには思えないのだ。また、愛子内親王殿下の即位は伝統に則ったものではなく、避けることができるのであれば避けるべき事態である。

 8人10代の男系女性天皇はたしかに存在した。だから、女系に皇統が移ることは伝統に反していても、愛子内親王殿下が天皇になることは伝統に反しないと一部の人は言う。保守系のblogでも「女系は反対だが、“愛子天皇”は容認」とするものは少なくない。しかし2665年の我が国の歴史で、女性が皇太子となったのは孝謙天皇のわずか一例だけなのである。125代中、わずか一例だけを取り出して伝統とは言えまい。前例とは言えるであろうが・・・
 また、現代の天皇の公務は非常に過酷なものである。その過酷さは女帝が存在した古代や江戸時代とは比べ物にはなるまい。民間から嫁いだという事情も多分にあるが雅子妃殿下ですらあれ程苦しんでおられるのだ。天皇としての公務はもちろん皇太子妃以上の負担になろう。
 妊娠、出産を抱えて公務をこなす女性天皇の負担が重いのはいうまでもないし、生まれてくる子ども(場合によっては次代の天皇)が満足に母の愛情を受けられずに育つのもほぼ間違いない。結局、女性天皇は誰も幸せにならないのだ。

 また、女性は生理中に神事を行えない。女性天皇も、天皇が天皇たる所以とも言える祭祀活動を1ヶ月の約4分の1は行えないのだ。これは結構重要な点である。祭祀なんぞどうでもいいというのであれば、女系だろうが何だろうが、さらには天皇じゃなくて徳川将軍でも別にいいということになるだろう。毎日誰かが自分のために祈ってくれている。その事実が、国民に心の安定をもたらし、皇室に崇敬の念を抱かせる。そして、その崇敬の念が皇室制度を磐石のものとするのだ。天皇の祭祀活動は毎日行われるのがあるべき姿である。

 女系天皇に反対しつつも、男系の女子の即位に賛成する者は、心のどこかで女系容認派と妥協しているのではないか?心のどこかで男系男子による皇統維持が困難だと考えているのではないか?憲法改正にも言えることだが、国体の問題に妥協はありえない。外交交渉なんかと一緒にされては困るのだ。
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2005年11月25日

「国家分裂の象徴」とする気か

 本日は憂国忌。三島由紀夫の命日である。さすがの三島も死後35年後に自民党側から国体を変革しようとする動きが生まれようとは考えもしなかったのではないだろうか?
 
 皇室典範に関する有識者会議が女系天皇を容認する報告書を提出した。まあ、こういう結論が出ることはわかっちゃいたが残念な思いである。

 来年皇室典範が改正されたとして、愛子様が天皇になられるのはおそらく今から40〜50年後、史上初の女系天皇が誕生するのは80〜90年後ぐらいか。幸か不幸か俺は史上初の女系天皇誕生をを見ることなく人生を終えることができそうである。
 女系天皇が誕生したらこの国はどうなるのか。左翼勢力(80年後存在するかどうかしらんが)は、女系天皇を天皇とは認めまい。実のところ左翼ほど天皇制について熱心に研究しているやつらはいない。今は天皇制を容認していようと、女系天皇が誕生すれば手のひらを返し「女系天皇の誕生により万世一系は途絶えた。もはや天皇制は廃止すべきである」と主張するであろう。女系天皇は天皇制廃止という革命戦術に使用される運命である。
 では、保守、右翼勢力はどうか。これも女系天皇を天皇とは認めまい。それどころか、国家の正統性を否定し、旧皇族の男系男子を担ぎ出すかもしれない。旧皇族の末裔が政治の権力闘争に関わるようになれば南北朝時代の再来である。フィクションであればわくわくするような話ではあるが、事実となれば誰も望むまい。

 どうなるにしろ女系天皇が誕生した場合、今上陛下ほどの広範な国民の支持は得られまい。共和制を望む声も現在より確実に高まる。その時天皇は国家分裂の象徴となろう。そうなればもう皇室制度は維持できない。90年を経て女系天皇が誕生しようと、国家の平和と安寧を願う天皇の役割はおそらく変わるまい。であるならば自身が原因で国家の秩序が保たれなくなった時、天皇は自ら皇室制度に幕を引かれるであろう。
 俺の想像の域ではあるが以上のような話は十分にあり得る可能性だと思う。

 先日、男系維持派のまとめサイトともいえる、皇位の正統な継承の堅持を求める会webサイトが立ち上がったリンクに追加しておく。また、現在発売中の週刊ポストに旧皇族竹田宮家の竹田恒泰氏のインタビューが載っている。皇族である寛仁親王殿下が発言されたことにより、旧皇族からも発言しやすい環境になったということか。男系維持派の巻き返しが起これば、皇位継承権を得る可能性がある方の発言ですので、興味ある方はご一読をオススメします。
 
 あと、西村真悟議員。立件が確実となりました。こちらも大変残念。小泉の陰謀だとか反日勢力の陰謀だとか、いろいろ噂が出てますが、俺が選挙で培った信用できる情報ソースによると官邸、内閣情報調査室が動いた国策捜査らしい。国策捜査については別冊宝島追跡!平成日本タブー大全Uに鈴木宗男の件が載ってて俺も立ち読みした。宗男の国策捜査については『国家の罠』が詳しいんだろうが読んでいない。時間があれが読みたいんだが、卒論の文献優先だからな〜
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2005年11月15日

清子内親王殿下に感謝を!!

 本日、清子内親王殿下(紀宮さま)がご結婚される。後輩に言われるまで俺もうっかり忘れてたが今日なのである。

 なぜ、清子内親王殿下の結婚を祝うのか。多くの国民にはわかるまい。敗戦から生じた戦後体制は天皇・皇室についての議論することをタブー視し、国民から皇室への崇敬の念を奪い去った。その結果、皇族の結婚を祝う意味がわからぬ国民何となく祝う多数の国民を生み出してしまった。

 天皇・皇族がなぜ尊いのか。それは2000年近い歴史を持っているからでも、日本国の象徴だからでもない。それは祈っているからだ。顔も名前も知らぬ1億人近い国民と日本国の幸せ・繁栄のために祈りを捧げる。それも毎日。私のような私利私欲の螺旋から脱却できない人間には到底務まらない大業である。清子内親王殿下も皇族として日々祈りを捧げてきたことであろう。その日々とは、選挙権のない、職業選択の自由はない、居住の自由はない、言論の自由はない、信教の自由はない、思想信条の自由はないという基本的人権なき日々である。そして明日、結婚を機に皇族の立場を離れられる・・・
 ただただ感謝である。他に語る言葉はない。不敬を承知で言えば、内親王殿下は晩婚と言える。これまで天皇・皇后両陛下を支え、長い独身生活であったがその間、我々国民のために祈りを捧げてきて下さったのだ。結婚を機にその務めを終えられるというのであれば、自然と感謝の念が生じるというものではないか。感謝こそ清子内親王殿下に対する最高の祝辞である。
 皇室制度を我々国民が維持し続けたいというのであれば、清子内親王殿下に感謝し、その結婚を祝うのは半ば義務である。天皇は象徴に頂くが、皇族の結婚なんてどうでもいいという虫のいい話が許されるはずがない。祝わない、祝えないというのであれば堂々と「天皇制反対」を叫ぶべきなのだ。
 今日は国を挙げて祝おう!!30年近く我々国民のために皇族としての公務をこなされた清子内親王殿下に対する感謝の気持ちで!!



清子内親王殿下、ご結婚おめでとうございます。そしてこれまで国民のためにお祈りいただきありがとうございました。皇族としての長きに渡るご公務を終え、今後は普通の妻として幸せな夫婦生活を送られることをお祈り申し上げます。

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2005年11月08日

思い上がりも甚だしい

 昨日、「皇室典範に関する有識者会議」の第15回会合が開かれた。相変わらず座長吉川の発言は不敬極まりなく、目が飛び出そうでございます。
 毎日新聞より引用。

皇位継承:女系天皇前提に「長子優先」提案 有識者会議
 「皇室典範に関する有識者会議」の吉川弘之座長は7日、寛仁親王殿下が同会議の「女性・女系天皇容認」方針にエッセーで疑問を投げかけたことについて、首相官邸で記者団に対し、「それによってどうということはない」と語り、最終報告の取りまとめに向けた議論に影響はないとの認識を示した。
 こいつは一体何様でしょうか?皇族の意見が「どうということはない」?はぁ?このバカは天皇陛下が同様の発言をしても同じ事を言うような気がする。別にテロを容認する気はないが、コイツが右翼に殺されないのが不思議だ。さすがにイタズラ電話ぐらいはかかってきてるんだろうか?
 吉川は大人しく研究室でロボットでも作っとればいいんです。思い上がりも甚だしい。皇室への崇敬の念がない人間が皇室典範について語っているのがそもそもの間違い。政府は有識者会議を解散させ、新組織の下、一から議論をやり直すべし!!
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2005年11月07日

シンポジウム「皇室と国民」

 行ってきました、国民文化研究会「50周年記念の集ひ」!!目的は、小田村四郎拓大前総長(司会)、小堀桂一郎東大名誉教授、井尻千男拓大日本文化研究所所長、長谷川美千子埼玉大教授によるシンポジウム「皇室と国民」を聞くため。卒論のテーマが「現代日本人と皇室制度」で書いてますので行かないわけにはいかん!!と思い行ってまいりました。
 
 感想を先に言えば、内容はよかったんですが、期待していたほど、現代の皇位継承問題をはじめとする昨今の皇室問題については触れず。先の寛仁親王殿下のご発言に対する言及も一切なかった。話の中心は、日本の歴史上の国民と天皇の結びつきについてでしたね。シンポのテーマを正確に言い表せば「君民一体の日本国」だったでしょうか。
 そもそもパネリストの発言があまり噛み合っていなかった。長谷川先生は他の2人の発言を汲み取り、話題が発展するようなフリをするんですが、井尻、小堀両先生はかなり突っ走り気味。特に小堀先生は、歴代天皇の御製を披露するなど完全にマイペース(もちろん、天皇が民を思って詠んだ歌自体は素晴らしいものであり、先生の話は日本が常に君民一体の精神的共同体国家であったことを示す興味深いものなのだが)。小田村先生が、「司会を務めるのは初めてでして」と仰ってたが、シンポの司会の難しさを改めて痛感した。
 
 内容でよかったのは一番最初の発言で長谷川先生が仰ったお話。以下要約。
 
 先日の天皇賞で勝利を収めた松永幹夫騎手がウイニングランを終えた後、観戦していた天皇・皇后両陛下に馬上からヘルメットを取って最敬礼をした。その光景は、天皇への崇敬という国民の自然な感情の表れであり、久々に素晴らしい光景を目の当たりにした。しかし、翌日の朝日新聞は「天皇陛下は拍手を送った」と敬語も一斉使われない目を疑うような記事であった。現在の日本は、国民の自然な心(天皇・皇室への崇敬の念)をインテリが生かせていない。「皇室典範に関する有識者会議」はその際たる例である。皇室に対する崇敬の念を理論化することこそ、私たち(インテリ?)の仕事である。その作業には、2つの柱がある。一つは、天皇を頂く国柄への理解、2つめは我々自身の人間の心(数字にならない、目に見えないものを大切にする心)の理解である。

 天皇への崇敬の念の理論化。これは確かに近代以降の日本が怠ってきたことである。戦前は、不敬罪により皇室を理論化するなどとてもできなかった。戦後は、GHQの指導と敗戦のショックで天皇について語ることはタブー視されてきた。意外(?)にも、天皇についての学問的探求は近代においては常にアンダーグラウンドなものだったのである。これは俺にとって新たな発見だった。

 井尻先生が話された中には、最近俺が考えてることと全く同じ話があった。要約すると

 我々の敵はこれまで共産主義、左翼だけであった。しかし、これからは新保守主義ともいえる自由主義改革派とも闘わねばならない。

 自由主義と保守主義。自民党政権の下、50年近く共存してきた両者だが、21世紀になりその共存には亀裂が生じてきているのでは?というのは最近の俺の疑問。過度に自由を追い求めれば、伝統なり慣習なりを捨てなければならなくなるのは当然のこと。小さな政府が進めば、皇室不要論が出てくるのも当然。それに歯止めをかけれる人材が自民党には育っているのか?小泉チルドレンを見る限り、伝統より自由を追い求めそうな奴らばかりである。

 シンポ終了後は祝賀会ということで立食パーティ。その立食パーティに中川昭一農林水産大臣登場!!当日まで俺は知らんかったのでちょっぴりサプライズでした。会場の前で、防衛大の学生が制服で出迎えてくれたことに感動したらしく、「軍人が制服を着て街を歩けないのはおそらく日本だけです。海外ではどこに行っても軍人は尊敬されるが、日本では自衛官の側が制服を着ることに躊躇いが生じるような環境になっている。戦争になれば自衛官に頑張ってもらわねばならない。彼らが頑張るには、その前に政治が頑張らないといけない」といった趣旨の発言を壇上で行ってました。するとパーティー会場は大歓声&大拍手。保守系の人間にはやっぱり人気がありますな〜。中川昭一も休日なのにわざわざ参加してえらいっす。当面はWTO交渉を頑張るみたいな発言もしてたかな。皇室典範が改正されるか否かという重要なタイミングなのでとりあえず閣内残留できただけでもよしとし、安倍、麻生あたりと慎重論を唱えて改正阻止していただきたいですね。

 俺が求めてたような議論の展開にはならなかったが、とりあえず意義深いシンポではあった。意見というよりは、各先生が使われたフレーズを卒論でうまく転用したいなと。
 ああいう保守系のシンポ、パーティなんかには何度か出席経験があるが、やはり「君が代」の大合唱には心が震える。オッサンばかりだが、世の多くの教育機関における国歌斉唱より声量が大きいと思う。
 あと、軍歌の斉唱と天皇陛下万歳まである集まりは今回が初めてだった
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2005年11月03日

皇紀2665年明治節 救国の嚆矢

 11月3日、明治節。皇位継承問題に大きな一石が投じられた。しかも、一石を投じたのは皇室側。三笠宮寛仁殿下、万歳!!

 三笠宮寛仁さま、女性天皇容認に疑問…会報にエッセー
三笠宮寛仁さま(59)が、自身が会長を務める福祉団体の会報で「女性天皇」に触れ、「歴史と伝統を平成の御世(みよ)でいとも簡単に変更して良いのか」と、疑問を投げかけられていることがわかった。
 皇籍を離脱した元皇族の復帰や、元皇族を女性皇族の養子として皇位継承権を与えるなどの方法により、男系継承を守るべきだとの考えを示されている。小泉首相の私的諮問機関「皇室典範に関する有識者会議」は女性・女系天皇の容認を打ち出し、最終報告書の取りまとめに入ったが、この問題について皇族が考えを明らかにしたのは初めて。
 寛仁さまの意見が掲載されているのは、福祉団体「柏朋(はくほう)会」の会報。寛仁さまは「とどのおしゃべり―近況雑感」という題でエッセーを連載しており、その最新号で「政治問題で口出し出来ないのですが、会報は市販されておらず“身内”の小冊子と理解し『プライヴェート』に語るという体裁を取ります」と断って「女帝問題」を論じられている。
 寛仁さまはまず、「万世一系、一二五代の天子様の皇統が貴重な理由は、神話の時代の初代・神武天皇から連綿として一度の例外も無く、『男系』で続いて来ているという厳然たる事実」と強調。〈1〉皇籍離脱した元皇族の皇統復帰〈2〉女性皇族(内親王)に元皇族(男系)から養子を取れるようにし、その方に皇位継承権を与える〈3〉廃絶になった秩父宮や高松宮の祭祀(さいし)を元皇族に継承してもらい、宮家を再興する――などの方法を挙げられている。
 その上で、「陛下や皇太子様は、御自分達の家系の事ですから御自身で、発言される事はお出来になりません」とし、「国民一人一人が、我が国を形成する『民草』の一員として、二六六五年の歴史と伝統に対しきちんと意見を持ち発言をして戴(いただ)かなければ、いつの日か、『天皇』はいらないという議論に迄(まで)発展するでしょう」と結ばれている。
 天皇や皇族は憲法上、政治的な権能を有しておらず、有識者会議はその意見聴取をしていない。
 この記事を読んだとき「救われた」と思った。涙が出そうになった。皇族の方はやはり、女性天皇を簡単に容認することがいかなる問題を引き起こすのかよく理解していらっしゃる。男系男子維持派の本格的な巻き返しはこれからだと先日書いたが、皇族からの意志表明という「意外な」形でそれは始まったと言える。
 この三笠宮寛仁殿下のメッセージを単なる個人的エッセーと捉えてはいけない。殿下はおそらく皇位継承問題について他の皇族とも意見を交わしているだろう。皇族間に波風が立ち、それが原因で皇室の敬意が失われることこそ、皇族の方々がもっとも恐れていることだからだ。昨年の、皇太子殿下による「人格否定」発言以来、週刊誌等が皇族間の不和を面白おかしく記事にしたことでそのことは痛切にわかっておられると思う。記事になったエッセーはふとした思い付きで書いたわけではなく、他の皇族との度重なる意見交換の末に、三笠宮寛仁殿下が代弁者として書いた皇族からのSOSと見るべきだ。
 殿下は天皇陛下と年齢が近く、皇位継承問題についても意見を交わしている可能性は十分にある。もし、天皇陛下が女系天皇を容認しているのであれば、男系男子維持を主張するエッセーを殿下は絶対に書かないだろう。今回の記事で、天皇陛下が男系男子維持を願っておられる可能性が高まった。 
 偶然にも同日、衆議院議員西村真悟も自身のWebサイトで男系男子維持を示唆するエッセーを書いた。政治もこれから本格的に動き出す。そう簡単に小泉と皇室典範に関する有識者会議の思惑通りには進まないだろう。

 今日の夕方より、寝台列車で東京に向かいます。明後日、男系男子維持を主張する「皇室典範問題研究会」代表の小堀桂一郎東大名誉教授、小田村四郎前拓大総長、同じく男系男子維持を主張する「皇室典範を考える会」から長谷川三千子埼玉大教授といった豪華メンバーが参加する「皇室と国民」と題するシンポジウムが開かれるので参加してきます。
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2005年10月31日

天覧競馬

 昨日、天皇・皇后両陛下が東京競馬場に足を運び、天皇賞を観戦された。天皇陛下が観戦する天覧競馬は明治以来、天皇賞を天皇陛下が観戦するのは史上初だったそうな。これは意外な事実。天皇賞なんだから、毎年は観戦せずとも、数年に一度の割合で観戦してるものと思ってた。それが史上初とは・・・

 公営とはいえ、ギャンブルはギャンブル。皇室のイメージの問題から天皇陛下が競馬場に頻繁に足を運ぶわけにはいかんのうだろうか?陛下が競馬場で天皇賞見ても、誰も何とも思わないと思うが。
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2005年10月29日

皇婿を無視した議論は非人道的である

 久々に感情的にならず皇室典範改正の問題について考えてみたい。
 2025年から2030年頃、皇室はどうなっているであろうか。「皇室典範に関する有識者会議」の企みが予定通りに進行すれば、その頃愛子内親王殿下は日本史上2例目、およそ1300年ぶりとなる女性皇太子になっている可能性がある。あまり、というか全然知られていが日本史上かつて存在した8人10代の女性天皇の中で、皇太子→天皇というプロセスで即位した女帝は奈良時代の孝謙天皇のみである。
 その頃には、愛子内親王殿下の婿探しも本格化しているだろう。しかし、この婿探しは間違いなく困難を極める。というか高い確率で誰も婿入りしないだろう。
 史上初となる女帝の婿。どれだけ宮内庁がボケていようとさすがにそれなりの見識と良識のある男性を婿として迎えようとするだろう。しかし、そういった男性ほど畏れ多くて結婚しようとはしない。伝統の重みを理解する旧華族のような良家だったりすると尚更だろう。そもそも我が国には男性が己の仕事を捨て家庭に入るという習慣がない。もちろん、婿入りして皇族になれば多忙な公務があるんだが、皇室への婿入りを「転職」と考えることができるような男性がいるかといえば、まあいないだろう。いるとすれば、何らかの野望なり目的がある人間で、道鏡の再来である。道鏡を寵愛したのが今のところ史上唯一の女性皇太子経験者である孝謙天皇なんだから何とも運命的だ・・・女性が皇太子になり、その婿を探すというのは、「見つからない」という可能性も含めて大変リスキーである。
 皇室への婿入りを転職と考えれるような人間を探せば、結局旧11宮家の子孫に辿りつくことになろう。何と言っても本来であれば皇族であるべき方々であるから、皇族という立場に戻ることに大きな抵抗を感じなくてすむ。じゃあ、旧十一宮家の人間を婿に迎えればいいかというと事はそんなに単純ではない。いくら皇室典範を改正しようと2000年近い皇室の伝統(血統原理)に基づけば、正統なのは愛子内親王殿下ではなく、旧十一宮家の男系男子なのである。旧十一宮家の男子を婿に迎えてしまった場合、私たち国民が愛子内親王殿下を「皇太子」、「天皇」という風に敬愛して見ることができなくなる恐れがある。いくら愛子さまが天皇だ、皇太子だと頭で理解していようと何か納得いかない気持ちを胸に抱きはしないだろうか?私たちは、横に立つ旧十一宮家の男系男子以上に愛子天皇陛下に敬意を抱けるであろうか?旧十一宮家男子の方に威厳を感じてしまわないだろうか?いくら制度として天皇になれようと、国民の側が天皇として見れないのであれば愛子内親王殿下は何とも不幸である。なんとも居たたまれない話ではないか。

 現在の議論のやり方で女性天皇を容認しても、愛子内親王殿下は婿が見つからないor天皇として国民から敬愛されないのどちらかの道を辿る可能性が高い確率で存在する。女性天皇の議論と皇婿の議論は不可分一体である。現在の女性天皇に関する議論は、国の運命だけでなく、愛子内親王殿下という女性の人生を左右する人権に関する問題でもあるのだ。皇婿についての問題をおそらく理解しつつも議論しない有識者会議は非人道的集団である。有識者会議は、自らを皇婿について議論する立場にないとしているが、なんと無責任な話か。「皇婿についても議論しないと、皇室典範の改正については議論できません」と小泉に言えばすむだけの話であるのに。小泉が認めないというのであれば、有識者会議の構成員を辞任ればよいのだ。

 私は、皇室の伝統を重んずるべしという感情とともに愛子内親王殿下に幸せな一生を送っていただきたいという感情を抱いているので、女帝容認には慎重なのだ。女系はダメだが、女帝はいいだろうという考えの方が結構いるが、愛子内親王殿下のあゆまれる人生にもうちょっと思いを馳せたほうがよい。愛子内親王殿下が皇室の伝統の犠牲者となるのは、男系男子を維持して天皇になれなかった時ではない。かつて存在したという安易な理由で女帝を容認した結果、一生独身を貫くことになったり、天皇として即位しても国民から敬愛の情を抱かれなかったその時である。われわれ国民は愛子内親王殿下を皇室の伝統の犠牲者とすべきではない。
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2005年10月27日

国賊有識者どもの国賊的結論

 25日、「皇室典範に関する有識者会議」が女性・女系天皇を容認する最終報告をまとめることで一致した。クサレ国賊有識者どもめ。我が国の国体をどうすべきかという重大なる議論についてわずか1年で結論を出すとはナメてんのか。しかも、その結果はまさに「革命的結論」。2000年近い皇統史において、一例たりともない女系天皇を認めることは「革命」以外の何ものでもない。皇婿、つまり女性天皇の夫について何ら検討せずに安易に女性天皇を容認することは非人道的行為の極致である。我が国のこれまでのあゆみを冒涜し、愛子内親王殿下の今後80年近い人生を軽んずる有識者会議の決定に断固反対する!!

 10月6日に小堀桂一郎東大名誉教授を代表とする「皇室典範問題研究会」、10月21日には渡部昇一上智大名誉教授を代表とする「皇室典範を考える会」という男系による皇位継承を求める2つのグループが発足した。男系派による本格的な巻き返しはこれから始まる。おそらく国会議員の中からも女系慎重派が動き出すハズだ。「皇室典範を考える会」には同盟(民社党支持の労働組合ナショナルセンター)の元会長宇佐美忠信氏が名を連ねている。自民党内の保守派だけでなく、民主党内の旧民社党右派も動き出すことが予想される。本当の戦いはこれからだろう。
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2005年10月09日

ふざけるのもいい加減にしろ!!

 昨日、共産党が街頭で演説してた。総選挙も終わったのに頑張るな〜と思ったが、よく考えれば2週間後は市議会議員選挙なんだな。

 で、選挙と言えば全然話題にならない、神奈川参院補選。衆院選挙が終わったばっかりで、争点という争点もなく、メディアも全然取り上げない。しかし、候補者の公約を昨日目にしまして、わたしゃキレましたね。もうね、ふざけるなと。

 俺をキレさせてくれた候補者とは、知名度だけは抜群の自民党公認候補川口ポン子前外務大臣。何が許しがたいかと言えば、ホームページのどこを探しても「拉致」の「ら」の字もないこと。前原民主党人材チェックにおいても、ホームページで拉致問題について触れない議員については厳しい評価を下してきたし、今回川口の対立候補として民主党が立てた候補者も川口同様に拉致問題を公約に掲げていない。しかし、そういった議員たちとこのババァは事情が違うこのババァは外務大臣という立場で、横田めぐみさんのご両親をはじめとする拉致被害者家族、さらには実際に北朝鮮に拉致された曽我ひとみさんたち被害者の生の声を幾度となく聞いてきたハズなのだ。それにも関わらず、自分が選挙に出る際の公約に「拉致問題の解決 経済制裁の早期発動」を掲げられないとは一体どういうことだ?プロフィールを見ると、二児の母親らしいが、なぜ同じ「子を持つ親」として横田さんたちの訴えが理解できない?血も涙もない人間とはまさにこういう人間のことを言うのであろう。

 それ以外の政策を見てもふざけるなと言いたくなる。拉致問題を例外とせず、領土問題、国連常任理事国入りについて、米軍基地問題、中韓との関係といった現在懸案となっている外交問題がまったく触れられていない。こんな人間が、外務大臣と首相補佐官(外交担当)を3年間も続けてきたのだ。怒るどころか、泣けてくるわ。ここ数年の日本外交の混迷は靖国問題でも中国・韓国の反日ナショナリズムでもなく、このババァの存在一人に集約されるのではないかとすら思えてくる。

 おそらく、川口有利の戦況は動かないだろう。民主党の牧山ひろえとやらも大したタマじゃないとは思うが、頑張ってほしいと思う。
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