2005年11月03日

皇紀2665年明治節 救国の嚆矢

 11月3日、明治節。皇位継承問題に大きな一石が投じられた。しかも、一石を投じたのは皇室側。三笠宮寛仁殿下、万歳!!

 三笠宮寛仁さま、女性天皇容認に疑問…会報にエッセー
三笠宮寛仁さま(59)が、自身が会長を務める福祉団体の会報で「女性天皇」に触れ、「歴史と伝統を平成の御世(みよ)でいとも簡単に変更して良いのか」と、疑問を投げかけられていることがわかった。
 皇籍を離脱した元皇族の復帰や、元皇族を女性皇族の養子として皇位継承権を与えるなどの方法により、男系継承を守るべきだとの考えを示されている。小泉首相の私的諮問機関「皇室典範に関する有識者会議」は女性・女系天皇の容認を打ち出し、最終報告書の取りまとめに入ったが、この問題について皇族が考えを明らかにしたのは初めて。
 寛仁さまの意見が掲載されているのは、福祉団体「柏朋(はくほう)会」の会報。寛仁さまは「とどのおしゃべり―近況雑感」という題でエッセーを連載しており、その最新号で「政治問題で口出し出来ないのですが、会報は市販されておらず“身内”の小冊子と理解し『プライヴェート』に語るという体裁を取ります」と断って「女帝問題」を論じられている。
 寛仁さまはまず、「万世一系、一二五代の天子様の皇統が貴重な理由は、神話の時代の初代・神武天皇から連綿として一度の例外も無く、『男系』で続いて来ているという厳然たる事実」と強調。〈1〉皇籍離脱した元皇族の皇統復帰〈2〉女性皇族(内親王)に元皇族(男系)から養子を取れるようにし、その方に皇位継承権を与える〈3〉廃絶になった秩父宮や高松宮の祭祀(さいし)を元皇族に継承してもらい、宮家を再興する――などの方法を挙げられている。
 その上で、「陛下や皇太子様は、御自分達の家系の事ですから御自身で、発言される事はお出来になりません」とし、「国民一人一人が、我が国を形成する『民草』の一員として、二六六五年の歴史と伝統に対しきちんと意見を持ち発言をして戴(いただ)かなければ、いつの日か、『天皇』はいらないという議論に迄(まで)発展するでしょう」と結ばれている。
 天皇や皇族は憲法上、政治的な権能を有しておらず、有識者会議はその意見聴取をしていない。
 この記事を読んだとき「救われた」と思った。涙が出そうになった。皇族の方はやはり、女性天皇を簡単に容認することがいかなる問題を引き起こすのかよく理解していらっしゃる。男系男子維持派の本格的な巻き返しはこれからだと先日書いたが、皇族からの意志表明という「意外な」形でそれは始まったと言える。
 この三笠宮寛仁殿下のメッセージを単なる個人的エッセーと捉えてはいけない。殿下はおそらく皇位継承問題について他の皇族とも意見を交わしているだろう。皇族間に波風が立ち、それが原因で皇室の敬意が失われることこそ、皇族の方々がもっとも恐れていることだからだ。昨年の、皇太子殿下による「人格否定」発言以来、週刊誌等が皇族間の不和を面白おかしく記事にしたことでそのことは痛切にわかっておられると思う。記事になったエッセーはふとした思い付きで書いたわけではなく、他の皇族との度重なる意見交換の末に、三笠宮寛仁殿下が代弁者として書いた皇族からのSOSと見るべきだ。
 殿下は天皇陛下と年齢が近く、皇位継承問題についても意見を交わしている可能性は十分にある。もし、天皇陛下が女系天皇を容認しているのであれば、男系男子維持を主張するエッセーを殿下は絶対に書かないだろう。今回の記事で、天皇陛下が男系男子維持を願っておられる可能性が高まった。 
 偶然にも同日、衆議院議員西村真悟も自身のWebサイトで男系男子維持を示唆するエッセーを書いた。政治もこれから本格的に動き出す。そう簡単に小泉と皇室典範に関する有識者会議の思惑通りには進まないだろう。

 今日の夕方より、寝台列車で東京に向かいます。明後日、男系男子維持を主張する「皇室典範問題研究会」代表の小堀桂一郎東大名誉教授、小田村四郎前拓大総長、同じく男系男子維持を主張する「皇室典範を考える会」から長谷川三千子埼玉大教授といった豪華メンバーが参加する「皇室と国民」と題するシンポジウムが開かれるので参加してきます。
posted by kiyo83 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 皇室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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