2005年12月06日

保守と左翼への踏み絵

 なんと驚くべきことに当Blogにおいて初めて中東地域を話題にする。それどころか北東アジア地域以外の国際政治についてほとんど語ったことがないので、そういうカテゴリすらなかった。自分でも驚きである。
 というわけで、イラクのフセイン裁判。予想通り、弁護側が裁判の正当性を、問題視しだした。

イラク法廷、合法性で紛糾 元大統領「イラク万歳」叫ぶ
 イラクのサダム・フセイン元大統領ら旧政権幹部8人に対する裁判の第3回公判が5日、バグダッドで開かれた。ラムゼー・クラーク元米司法長官ら元大統領らの弁護団は「米軍によるイラク占領と、占領下で準備された裁判は国際法違反」と、裁判の合法性に異議を唱えた。
 弁護団は「この裁判は国際法に反する」「弁護士への警備態勢が不十分」などと主張。審理の冒頭では、発言を求める弁護団をアミン裁判長が拒否したことから紛糾。元大統領が「法律は占領者の米軍によってつくられた。イラク万歳」などと叫び、弁護団が一時、退席する一幕もあった。また元大統領は「私は死刑など恐れない」とも発言した。
 フセイン裁判は現代の東京裁判であり、保守と左翼への踏み絵である。
 保守は正念場であろう。イラク戦争は肯定できても、この裁判まで容認してしまっては東京裁判の正当性まで容認しかねない。いわゆる親米保守派にとっては、「実は保守でもなんでもなくただの親米派であるか否か」が暴露される踏み絵となる。
 一方の左翼。イラク戦争を否定する勢いで、この裁判の正当性を否定すると東京裁判の正当性を否定することにつながる。靖国参拝反対とかA級戦犯分祀とか言うためには東京裁判が正当なものでなくては困るため、そう簡単にフセイン裁判が不当だとは言えない。左翼にとっては、「ただ日本を貶めたいだけの反日勢力であるか否か」が暴露される踏み絵となる。
 
 小林よしのりがゴー宣で言ってたような展開になってきたなぁ。裁判はどういう形で決着するんだろうか?さすがにアメリカも東京裁判のような無茶なことはできんだろ。あと、朝日新聞がどのタイミングでどんな社説書いてくれるか楽しみでならない。
posted by kiyo83 at 00:00| 島根 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 国際政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。